ゴシゴシこする時間と手間を省略できるメリットを購入価格と比較
妻に高圧洗浄機を買えと言われた。なんでもお隣はおそらく高圧洗浄機を購入したらしく、玄関アプローチの階段が美しいのがうらやましいらしい。これまでパートが忙しく、気にはなっていたが、時間がないので放置していたら、我が家の玄関アプローチの磁器タイルおよび駐車場のコンクリートは何やら黒いカビのようなもので覆いつくされてしまった。時間があれば、デッキブラシでゴシゴシと、月に1~2時間やればきれいになるそうだが、まとまった時間が取れない。高圧洗浄機があれば、モノの数分で終わる。なので買えというわけである。
そもそもコンクリートやタイルの目地につく黒い汚れはカビの一種らしく、少しコツはいるようだが、高圧洗浄機でさっと洗い流せば確かにものの数分でとれるものらしい。もちろん、カビなのでしつこい汚れには特殊なバイオ溶液を用いて洗浄するそうだが、そんなもんどっちみちプロに頼まなければいけない話なので、そのような重度の汚れは一旦横へ置いておいて、仮に高圧洗浄機で落とせる汚れとして、ちょっと費用対効果を計算してみる。
節約とは効果と費用の比較である。やみくもにコストカットしても、結局は失敗する。
妻のパート時給がざっくり1,000円とし、我が家の玄関及び駐車場の掃除がデッキブラシを使用してゴシゴシやれば、月に2時間かかるとして、それは年間24千円に相当する労働である。一方、高圧洗浄機の価格は大体2~3万円で、おおよそ5年は持つとすれば一年でおよそ6千円の費用である。つまり、理論上24千円-6千円=18千円/年間の効果ということになる。これは実際にお金がたまる話ではないが、しかし、少なくとも月1時間程度の妻の労働が軽減され、私の肩身もほんの少しだけせまくなくなることになる。いいではないか。
ということで、近くのホームセンターで購入。↓(笑)
水道の蛇口にすでについているアタッチメントにあう水道ホース連結プラグを探したり、家から電源を持ってくる(我が家は外面にコンセントがない)ためのコードリールを探したりと、余計な費用も掛かったが、おおむね3万円以内には収まった。
と思ったのだが、コードリールには屋内用と屋外用があり、帰宅後、ネットで調べてみると、それはどうやら「屋内用」であった。店の値札には「屋外用」と記載されていたはずだった。それにしては、えらく安いと思ったが、それにはやはり理由があったようだ。妻は返品、交換を希望したが、追い金が数千円必要になるのでこのまま注意して使用することにする。水がかからないように注意すれば、別に工事をするわけではないので問題ないだろう。もしも感電すれば「屋外用」に買い替えようと話している。・・・いや、そうなってからでは遅いのかもしれないが・・・。(笑)
まあ、本当にのんきな夫婦である。娘には「私ならまずネットで調べてから買うわ」と笑われてしまったが、いずれにせよ、我が家にも人並みに外壁清掃用具がそろったというわけである。
PS:高圧洗浄機は洗車にも使えます。
追記:(2020/6/21)本日使用。コンクリートの黒かびはきれいに落ちなかったが、玄関アプローチの目地はきれいになった。今のところ、買ってよかった。
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